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たばこ販売業者でつくる全国たばこ販売協同組合連合会(東京)が、1996年から自粛しているたばこ自動販売機の深夜稼働(午後11―午前5時)を、早ければ8月にも解禁する方針であることが18日分かった。自販機用の成人識別カード「taspo(タスポ)」を7月1日から全国に広げることを受けた措置。
タスポが導入され15歳の息子にタスポを貸した母親が書類送検されたり
販売店が自販機にタスポをぶら下げ誰でも買えるようにするなど、
各地で混乱も起きているようですが日本たばこ協会によると、
カードは喫煙者の2割程度にしか発行されていないそうです。私も今のところはタスポを申請しておりませんが、別段不便は感じていませんがそもそも
今回の成人識別のための処置があいまいなのではと思われて仕方有りません。
さらにはこんなニュースも
ヤフーニュースで「たばこ自販機、免許証でも購入可能に=財務省が容認検討」
内容は割と簡単で、たばこカード「タスポ」の普及が進まないことから、財務省がタスポだけでなく、運転免許証での購入も認める方向で検討していることが明らかになったというものです。
マスコミを含めて誤解があるようなのですが、これまで行政は自動販売機ではタスポを使わないとたばこが購入できないようにするとは言ってない。
このへんはよく通知を読まなければいけないのですが、「たばこの購買者の年齢を確認し、当該購買者が未成年者と判断される場合にたばこを販売しない機能を遅滞なく稼働させる」
れとが、自動販売機によるたばこ販売継続の条件となっているのです。つまり購入者の年齢が認証されれば良いのであって、
その手段がタスポであれ運転免許証であれ、はたまた機械が人相をみて確認できるのであればそれでも良いのです。
だから、フジタカなどはこの状況を先見し、顔認証システムのたばこ自動販売機を販売しているのです。
逆にね、パスポートなど、さまざまな顔写真入りのカードが年齢認証に有効なのは、写真と所持者の顔を見比べるからでして、
タスポであろうと運転免許証であろうと、ただカードだけをみて年齢認証したというのは詭弁にすぎないのです。
そんなことはたばこ業界も行政もとっくに気付いているのだけれど、お互い、たばこカードを利用した将来の商売にうまみを予見しているので、とりあえず大きな問題が出るまで黙っておこうとの姿勢です。
(うまみというのは、もちろんタスポに付加される「ビデル」と言う電子マネー。喫煙者のほとんどがこの電子マネーを使うことを見越している。)
結論は、喫煙者は彼らが思うようなばかではなかった、ということですね~。