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自動販売機の紹介と秋葉で話題となったおでん缶など変わった商品をご紹介
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なんと缶コーヒーが1本10円で売られている自動販売機が大阪に設置されている??

缶コーヒーは通常価格であれば120円程度はしますから、10円、しかも値引きのない
通常価格が当たり前の自動販売機で売られているというのは非常に驚きです。

加えて、この自動販売機では10円の缶コーヒーを筆頭に30円、50円、80円と将に
激安自動販売機として、他にも何種類かの缶ジュースを販売しています。

更に驚くことには、調べてみるとこのような激安自動販売機は何もこの1台だけでなく、
全国になんと3万台以上設置されているということがわかりました。

そういえば車でドライブの途中、道路沿いに1本10円とまではいかなくても、
1本100円程度まで値引きをした自動販売機は見かけることはよくありますので
この数字には納得してしまいます。

ではなぜ通常120円する缶コーヒーが10円で販売できるのでしょうか?
はたして缶コーヒーを1本10円で販売して果たして利益は出るのでしょうか?
この激安価格の裏にはやはりマーケティングのカラクリがあったのです!

 
現代の消費者は賞味期限に敏感 !!

缶コーヒーが1本10円で販売できるその秘密は賞味期限にありました。
実はこの10円コーヒーの賞味期限は2日しかないのです。

賞味期限が切れたとしてもその日で飲むことができなくなるというわけではありませんが、
今は食に関する消費者の反応は非常に敏感なので、業者としては
賞味期限が切れる前に10円でもいいから販売しておきたいのです。

全く売れないよりは10円でも売上が立つだけましということです。

缶コーヒーの賞味期限は新品であれば1年。ところが缶コーヒーを1年かけて
販売するかというと、やはり消費者はできる限り新鮮な商品を購入する傾向がありますから

需要の予測を間違えれば新しいものから消費され一部の商品は
どんどん賞味期限が少なくなってきます。

たとえば、あなたもお店で食品を購入する際に賞味期限を比較して
期限が長いものを購入した経験はないでしょうか?

多分ほとんどの方が賞味期限を気にしながら買い物をしていると思います。

このように消費者は賞味期限に非常に敏感になっていますので、
スーパーやコンビニなどの小売店では残り5カ月以上賞味期限がない商品は
仕入れないという規定を設けています。

ということは卸売の業者は賞味期限が5か月切った商品が在庫にあれば、
不良在庫と化しまうということです。

これらの商品は廃棄処分にするとやはりコストがかかりますので、
二束三文でディスカウントショップなどに流れることになるのですが、

一部が今回ご紹介したような激安自動販売機のオーナーの元へ渡るという仕組みに
なっているのです。

読売新聞によれば、賞味期限が3か月しかなかった今回の缶コーヒーの仕入れ値は

1本25円。この商品を賞味期限が残り20日までは50円、
残り5日までは30円、そして残り2日までは10円という激安価格を設定して
販売していくのです。これが激安自動販売機のカラクリというわけです。

さすが大阪商人の商魂は逞しいですね!

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